皆さん、初めまして。退職後、趣味と実益で直売店出荷している岡田ファームです。これから、うちの農園の野菜たちを紹介します。今年の冬は異常に暖かく野菜たちの計算外の急成長にパニクッています。
その中でも、優等生は昨年の11月末に定植し、厳寒の冬を乗り越えてきたブロッコリーです。ビニルトンネルの中でエネルギーを蓄え、四月初めには直売店に出荷を始めました。主花だけでなく、側枝の実もどんどん採れる種類を選び、一粒で五度以上美味しいブロッコリーです。四月後半からブロッコリーは、品薄状態になり、県外もの200円超しかありませんので、140円~170円辺りで即日完売してますね。青虫の大発生で最終出荷となりました。
つるなしのスナックえんどうです。丈は50~70cmと小ぶりですが、
つるありに匹敵するほど多収穫です。なぜつるなしを選ぶかって。それは、
コンパクトで片付けが楽だから。椅子に座って収穫できるから。楽器のホル
ンに形が似て、さやが太っているのが特徴です。でも、五月に入って、売り
場はえんどう類が超山盛り。熾烈な価格競争が始まりました。四月には15
0gが180円など高値だったのですが、今や110~130円でも売れ残
る超激戦区です。茹でて、マヨネーズかけて食べると美味しいんですがね。
左は、1~2月に収穫を終えたホウレン草。セル播きで育てた苗を寒風の
中で穴あきマルチに定植。トンネル栽培しました。温かいトンネル育ちで2
0cmを超える立派できれいなホウレン草が収穫できます。特に1月は、品
薄で1パック140円ぐらいで即日完売でした。やはり、家庭料理の定番野
菜、良く売れますね。
右は、こかぶです。真っ白く丸いかぶと浅漬けに美味しい青菜が、人気で
す。1パック5~6個入りで130~150円ですかね。クリームシチュー
に入れたり、浅漬けにしたり、冬の旬の味です。1~2月に出荷しました。
みどり色が目を引くリーフレタスです。セル播き育苗し、12~1月にマ
ルチに定植し、トンネル栽培しました。今年の春は、異常に暖かく、頻繁
にトンネルを開けて、温度調節しないと、葉がやけどして茶色に変色しま
した。またいつトンネルを撤去するかもタイミングが難しかったですね。
気温が上がると急成長して徒長気味のレタスが発生したのには、参りまし
た。あんまり過保護にするのは、野菜の世界でも、本人のためになりませ
んね。3~5月と長い期間出荷しているうちのこの時期の主力です。1パ
ック90~110円で出しています。
12月にセル播きしたチンゲン菜。128セルのプラグトレイで温室育苗。
1月にマルチに定植、トンネル栽培にしました。結構、寒い中でもよく育ちます。腰のどんと張った立派なチンゲン菜が出来ました。1~2月は、ほとんど出荷している人がおらず、私だけが出荷していました。大きいのは二つ、中型は三つ入れて、1パック120~130円というところ。今年は暖かく半数が花芽をつけてしまいました。
岡田ファームの夏の主力の代表格ミニトマト。3月に温室セル播き、4月に
鉢上げ。GWに定植しました。アイコ、イエローアイコ、CF千果、キャロルロゼ、中玉フルティカを毎年出荷しています。今年は、5月、6月、7月に定植し、高値になる9~10月まで出荷にチャレンジする計画です。